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介護士とヘルパーの違いは3つ|仕事内容・資格・給料をわかりやすく解説
介護の仕事について調べていると、「介護士」や「ヘルパー」という言葉をよく目にしますよね。
なんとなく似ているイメージはありますが、「実際は何が違うの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、介護士とヘルパーの違いについて、仕事内容や資格の違いを中心にわかりやすくご紹介します。
あわせて「介護福祉士」との違いについても解説していますので、介護職を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
介護士とヘルパーの違い
まずは、「介護士」と「ヘルパー」がどのように違うのか見ていきましょう。
■ 介護士とは
介護士とは、介護施設や医療機関などで介護の仕事をしている人全般を指す言葉です。
たとえば、
- ・高齢者の身のまわりのお世話
- ・食事や入浴のサポート
- ・日常生活の支援
など、介護が必要な方の生活を支える仕事を行います。
実は、介護士という言葉自体には特別な資格は必要ありません。
そのため、資格の有無に関係なく、介護の仕事に携わっている人は広く「介護士」と呼ばれます。
■ ヘルパーとは
一方でヘルパーは、正式には「ホームヘルパー(訪問介護員)」と呼ばれます。
介護士と同じように生活のサポートや身体介護を行いますが、大きな違いは「利用者の自宅へ訪問して介護を行う」という点です。
つまりヘルパーは、
訪問介護の専門スタッフと考えるとわかりやすいでしょう。
なお、ヘルパーとして働くためには、
「介護職員初任者研修」を修了することが必要になります。
そのため、介護士の中でも
訪問介護の仕事をしている人をヘルパー(ホームヘルパー)と呼ぶ
と理解しておくとよいでしょう。
ヘルパーの主な役割
では、ヘルパーは具体的にどんな仕事をしているのでしょうか。
ここでは代表的な役割を見ていきましょう。
■ 在宅介護のサポート
ヘルパーの仕事の中心は、在宅介護の支援です。
利用者の自宅を訪問し、日常生活を支えることが主な役割になります。
その中でも特に重要なのが「身体介護」です。
身体介護とは、利用者の体に直接触れて行う介護のことを指します。
たとえば次のようなサポートがあります。
身体介護の例
- ・起床、就寝の介助
- ・着替えのサポート
- ・体位変換
- ・食事介助
- ・排せつ介助
- ・入浴、清拭
また、医療機関などへ通う必要がある場合には、条件を満たす利用者に対して
「通院乗降介助」と呼ばれる移動のサポートを行うこともあります。
■ 日常生活のサポート
もうひとつの大切な役割が、生活援助と呼ばれるサポートです。
これは、体の不自由な利用者の代わりに、日常生活に必要な家事などを行う仕事です。
生活援助の例
- ・ベッドメイク
- ・掃除・ゴミ出し
- ・買い物
- ・調理
- ・洗濯
ただし、ヘルパーができる仕事の範囲は介護保険法で決められています。
たとえば、
- ・注射や点滴などの医療行為
- ・利用者本人以外の家族の家事
- ・日常生活に必要とはいえないこと
などは、ヘルパーの業務には含まれません。
そのため、ヘルパーとして働く場合は、法律やルールをしっかり理解しておくことも大切です。
介護福祉士とヘルパーの違い
介護職には、もうひとつよく聞く職種として「介護福祉士」があります。
ここでは、ヘルパーとの違いも簡単に見ておきましょう。
■ 資格の違い
大きな違いは、必要な資格の種類です。
⚫︎介護福祉士
- ・国家資格
- ・国家試験への合格が必要
- ・実務経験や養成校などの受験資格が必要
⚫︎ヘルパー
- ・介護職員初任者研修を修了
- ・受講資格は特にない
- ・比較的チャレンジしやすい資格
介護福祉士は、介護職の中で唯一の国家資格です。
そのため、専門性の高い知識や技術が求められます。
一方で、介護職員初任者研修は受講条件がないため、
介護の仕事をこれから始める方にも挑戦しやすい資格といえるでしょう。
■ 仕事内容や待遇の違い
介護福祉士もヘルパーも、
高齢者や体の不自由な方の生活を支える仕事という点では同じです。
しかし、介護福祉士にはより専門的な役割が求められます。
たとえば、
- ・専門的な介護サービスの提供
- ・利用者の自立支援のアドバイス
- ・利用者や家族からの相談対応
- ・スタッフの指導や現場の管理
など、活躍の場は幅広くなります。
こうした責任の大きさもあり、給与や待遇も比較的高い傾向にあります。
介護職のキャリアの考え方
介護の仕事に就く場合、まずは介護士やヘルパーとして経験を積む方が多いです。
その後、実務経験を重ねながら資格取得を目指し、介護福祉士へステップアップするというキャリアもよくあります。
介護の仕事には、
- ・介護士
- ・ヘルパー
- ・介護福祉士
など、さまざまな働き方があります。
それぞれ仕事内容や役割、待遇も少しずつ違うので、
自分に合った働き方を見つけることが大切です。
介護の仕事に興味がある方は、ぜひそれぞれの特徴を知ったうえで、
自分らしいキャリアを描いてみてくださいね。