BLOG
「介護職のお役立ち情報がたくさん!」
介護職員初任者研修ってどんな資格? 受験資格はあるの?
「介護の仕事に興味はあるけれど、まず何から始めればいいんだろう?」
そんな方に、ぜひ知っておいてほしいのが介護職員初任者研修です。
介護の世界で本格的に働くなら、まずはこの資格を取るのが王道ルート。
ここでは、介護職員初任者研修がどんな資格なのか、誰でも受けられるのか、そして働きながらお得に取得する方法まで、分かりやすくご紹介します。
介護職員初任者研修を取ると、どんなメリットがあるの?
介護職員初任者研修を受講すると、
・介護保険制度の基本
・介護に必要な知識や技術
・介護の仕事に向き合うための考え方や心構え
といった、介護の土台となる知識をしっかり学ぶことができます。
「何も分からないまま現場に出るのは不安…」という方でも、安心してスタートできるのが大きなメリットです。
さらに、この資格を持っていると、介護の仕事の幅が一気に広がります。
介護の仕事には大きく分けて、
・掃除や買い物などをサポートする「生活援助」
・排泄・食事・入浴など、直接体に触れて行う「身体介護」
の2種類があります。
このうち、身体介護は資格がないと行えません。
介護職員初任者研修を修了すれば、利用者さんの身の回りのお世話を直接行えるようになり、「本格的な介護職」として働けるようになります。
また、資格を持っていることで
・正社員登用されやすくなる
・資格手当が付く可能性がある
など、待遇面でもプラスになることがあります。
そして何より、介護職員初任者研修はキャリアアップの第一歩。
この先、実務者研修を経て実務経験を積めば、国家資格である「介護福祉士」への道も開けます。
受験資格はある? 勉強時間はどれくらい?
「資格って難しそう…」「経験がないと無理なのでは?」
そう思う方も多いかもしれませんが、ご安心ください。
介護職員初任者研修には、特別な受験資格はありません。
日本語を理解できれば、未経験・無資格からでも挑戦できます。
取得までの流れはとてもシンプルです。
スクールに通って**130時間の研修(講義+演習)**を受け、最後の修了試験に合格すればOK。
研修内容は、介護の基礎から実践的な介助方法まで段階的に学べる構成になっています。
初めての方でも、無理なく理解できる内容です。
働きながらでも取れる? 取得方法を解説
結論から言うと、働きながらでも十分取得可能です。
多くのスクールでは、
・平日コース
・土日コース
・週1回コース
・昼間のみ/夜間のみ
など、ライフスタイルに合わせたコースが用意されています。
さらに、130時間のうち最大40.5時間は通信学習が可能。
自宅で勉強できるので、通学の負担も軽くなります。
土日中心の「通学+通信」コースなら、2~3ヶ月程度で取得可能。
平日に多く通える方なら、最短1ヶ月で修了することもできます。
資格取得を目指すなら、どんな職場がおすすめ?
仕事をしながら資格を取るなら、**デイサービス(通所介護)**がおすすめです。
デイサービスは、日中のみの勤務が基本で、
・夜勤なし
・残業が少なめ
・土日休みの場合も多い
と、スクール通いと両立しやすい環境が整っています。
要介護度の低い利用者さんが多い点も、初心者には安心です。
また、派遣という働き方を選べば、
「週3~4日」「9時〜17時」など、勤務時間の調整もしやすくなります。
無理なく働きながら、着実に資格取得を目指したい方にはぴったりの選択肢です。