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「介護職のお役立ち情報がたくさん!」
介護職の現状と将来性をお話します!介護職を目指している人必見です!
少子高齢化が進む今、介護の現場ではどうしても人手が足りず、慢性的な人材不足が続いています。
ここでは、そんな介護職の“今”と“これから”をわかりやすくお話ししながら、介護の仕事を目指す方法まで、やさしく紹介していきますね。
■ いまの介護職ってどんな状況?
現在の介護業界は、やはり少子高齢化の影響を強く受けていて、慢性的な人手不足が続いています。
介護ロボットの導入や在宅介護の推進など、「介護士さんだけに負担が集中しないように」と、いろいろな工夫が進んでいるものの、地域によって職員の数に差があったり、施設の設備や資金力によってサービスの質が左右されてしまったりする課題も残っています。
また「介護=きつい仕事」というイメージが先行し、なかなか新しく介護職を目指す人が増えないのも問題の一つです。
こうした状況を変えようと、民間企業が介護サービスに参入したり、最新の介護ロボットが現場で活躍したりと、働きやすさを高める取り組みが次々と広がっています。働く環境が整えば、介護職を選ぶ人ももっと増えるはず、という期待も高まっています。
■ 介護の仕事に将来性はあるの?
「ずっと人手が足りない」と聞くと心配に思うかもしれませんが、実は介護の仕事は今後ますます必要とされる、将来性の高い仕事なんです。
● 介護のニーズはこれからもっと増える
厚生労働省のデータでは、2019年の時点で要介護・要支援者は656万人。
そして将来の推計では、75歳以上の人口が2055年には3,677万人に達すると見込まれています。
つまり、在宅でも施設でも「介護が必要な人」はこれから確実に増えていきます。
その分、介護士のニーズは今よりもずっと高まるというわけです。
とはいえ、いまの介護業界は定着率があまり高くありません。
入職しても数年で離職してしまったり、育児や自身の家族の介護で仕事を続けられなかったりと、長く働き続けるのが難しいケースもあります。
だからこそ、人材不足の解消が急がれているんですね。
■ 働きやすさはどんどん改善されている
こうした課題を解決するために、国も民間もさまざまな対策を進めています。
たとえば、
・病院やコンビニが併設された複合施設の整備
・休みが取りやすい制度の導入
・業務内容の見直しや時短勤務の拡大
など、「働き方改革」が介護の現場にも広がりつつあります。
特に時短勤務は子育て中の方にも大きな味方。
1日の労働時間を6時間以下にできるため、育児や介護と両立しながら無理なく続けられるようになりました。
正社員だけでなく、派遣やパートでも条件を満たせば利用できます。
■ いまから介護職を目指すには?
「介護の仕事に興味はあるけど、資格も経験もない…」という人でも大丈夫。
介護職にはいくつかのルートがあって、未経験からでも十分スタートできます。
● 学校で学んで資格を取るルート
介護福祉士養成施設を卒業すると、国家資格である介護福祉士の筆記試験を受けられます。
しっかり知識をつけてから現場に入る、いわば“王道ルート”ですね。
● 働きながら資格を目指すルート
もうひとつは、介護助手として現場で働きながら資格を取る方法。
実務経験を積みつつ、「初任者研修 → 実務者研修 → 介護福祉士」の順にステップアップしていく流れです。
学んだことをすぐ現場で実践できるので、理解が深まりやすいのもメリットです。
■ 介護業界はこれからどうなる?
介護のニーズは増える一方で、現場の人手不足は深刻です。
ですが、国と民間が協力して待遇改善に力を入れ始めており、介護職の働きやすさは確実に良い方向に進んできています。
「働き方改革」もまだ途中段階。
これからもっと現場の負担を減らし、長く安心して働ける環境が整っていくでしょう。
もし「介護の仕事、ちょっと気になるな」と思った方は、このタイミングで目指してみるのもとてもいい選択です。
人の役に立てて、長く必要とされるお仕事ですよ。